このブログは2026年2月23日に作成しました。
私は現在、6期目の福祉事業を行なっている法人の代表をしています。
今でこそ法人の運営に関わること全般について経験できたので自分で行うべきことや税理士や社労士に何を依頼するかもある程度把握できているつもりです。
しかし法人を立ち上げた当初は何をすればいいか、「わからないことがわからない」ような状態でした。
そんな経営についても福祉についても未経験だった私がなぜ就労支援事業に参入したかを今回はお伝えしたいと思います。
新しく就労支援事業を立ち上げたいと思っているけど、「福祉事業についてまったくわからない」「漠然と就労支援事業という言葉が気になる」という方が、未経験でもやっていけるかなと前向きに考えてもらえるきっかけになったら幸いです。
私は元々医療従事者だった

私は元々、理学療法士という病院やクリニックでリハビリをする医療従事者でした。
理学療法士は特に脳血管障害や骨折などのリハビリをしており、非常に似ている職種で作業療法士という職種もあります。
作業療法士という職種は障害者の就労支援においても重要な職種であり、福祉専門職配置等加算という職種の中に作業療法士も有効となります。
- 介護福祉士
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- 作業療法士
- 公認心理士
つまり理学療法士の私は、作業療法士と違い就労支援において例えば精神疾患について深く勉強などはしてきていませんでした。
そのため医療系といっても、就労支援を利用する方の中でも多い精神障害などについてほぼ何も知らないということです。
そしてもちろん経営などについてはまったく未知の状態で、自分の家計管理すらしっかりとできていない状態でした。
就労支援について知ったきっかけは

そんなただの医療従事者だった私が就労支援という言葉を知ったのは、当時お付き合いしていた彼女がきっかけでした。
知り合った時にすでに精神疾患を持っていたのですが、医療に関わる者として自分なら特に問題なく付き合っていけるなんて浅はかに思っていました。
彼女は当時、障害者雇用で企業に勤めていました。
しかしコロナ禍となり会社に出勤できなくなることで自宅にいないといけなくなった経験が皆様にもあると思います。
疾患を持っていなくてもかなり辛かったという思いをした人もいるのではないでしょうか。
彼女にとっては本当に辛かったようで、勤めていた会社を退職することとなりました。
そしてその時に障害者の方々にどんな公的なサービスがあるのかを調べた時に知ったのが、「就労支援」という事業でした。
結局、その時は就労支援を利用はしなかったのですが、それでも就労支援という言葉は頭の片隅に残っていました。
当時、私はすでに同棲していたのですがメンタルが落ち込んでいる彼女と一緒にいることで私自身もメンタル的に落ち込み気味になっていたと思います。
今思い返しても、彼女にとっては辛かっただろうなと思うような言葉を使っていました。
その時のことを思い出すと、本当に未熟で何が「自分だったら大丈夫だ」と考えていた自分を張り倒したくなるような人生で最も大きな後悔の一つです。
結局その人とは別れてしまったのですが、その後に就労支援施設を作ったことを伝えたときに喜んでもらえたのが、せめてもの償いだったと今でも思っています。
未経験でも就労支援事業をやっていけるのか

福祉や経営について全部未経験だった私が今でも事業を運営しているのだから、もちろん未経験の方でも事業を運営していくことは可能だと思います。
ただし、私自身は法人を作ってから4年ほどは1日も仕事をしなかった日はないですし、起きている時間は本当に仕事のことばかりを考えていました。
年末年始なんて関係ないし、電車での移動中はパソコンを膝に置いて仕事をしていたし、風邪やぎっくり腰になってもいつでも職場からの電話を受けられるようにしたし、日本は祝日が多いことを憂いてました(笑)
もちろん元々経営をしていたり、福祉事業を経験したことがあった人なら違うと思いますが、私の場合は全部が未経験だったので。
ただそんな私もコンサルは受けていました。
本当に未経験の場合はそもそも新規指定獲得のための申請書の書き方や必要書類がなんなのか、利用者に認知してもらえる方法や人員配置や加算など、わからないことばかりでしたのでしたので。
ただ、私が受けたコンサルについては基本的に聞いたことを教えてくれるというスタンスだったので、体感的には開所までは助けてもらったけどほとんど全部一から自分で勉強したというのが本音です(笑)
でもだからこそ今でも後悔と熱意だけがあり、福祉も経営も未経験だった私が6期目の会社を今も運営できていると思います。
就労支援事業自体はしっかりと法に則って、利用者のことを想える施設だったら社会に役立つ事業です。
しかし熱意だけでは経営はできないし、本当にたくさんの苦労がありますし、日々トラブルが起きます。
でもしっかりと事業にのめり込んで努力をし続けることができるなら成功することは可能だと私は心から思っています。



