この記事は2025年1月17日に作成しました。


昨今は副業が可能な施設は増えていると思いますが、それでも就労支援員同士で副業について話すことはほぼ皆無だと思います。


しかし実際に副業を始めたいと思っても、なかなか自分にどんな副業が向いているかなどはなかなかわかりませんよね。


そこで今回は筆者の知り合いの就労支援員のスキル等からどんな副業が合っているかを考えてみたいと思います。


また副業を行う上で、職場の他スタッフからの信頼を失うような副業のやり方についても解説します。


自分にどんな副業が合うのか、どんなことをしてはいけないのかの参考にしていただけましたら幸いです。


就労支援員の実例と合う副業とは

就労支援員は場所によっては多少、勤務時間がズレていることもあるかもしれませんが基本的に勤務時間は日中が多いと思います。


医療や介護分野と違って夜勤を行うことは基本的にないですよね。


そのため基本的に規則的な時間を取りやすく、副業には向いている仕事だと筆者は考えます。


そんな中での実例から副業を考えてみてみましょう。


ケース1 デザイン関連のスキルがある場合


まずはデザイン関連のスキルがある就労支援員について考えたいと思います。


就労支援の中ではイラスト関連やデザイン関連の仕事を作業として行なっている場所もあるため、比較的に多い傾向ではないかと思います。


彼は本当に「このデザイン売れるんじゃない?」と思うレベルのイラストを描いていました。


そんな彼にオススメしたいのは、SNS運用です。


SNS運用がオススメな理由が以下になります。

デザインスキルがある人がSNS運用に向く理由

◯Instagramを中心に、Xやfacebookなど文だけでなくイラストで人に認知してもらえるため

◯イラストはフォロワーの獲得がしやすいため

◯一枚絵だけでなくSNSのアイコンや四コマ漫画の作成などの汎用性が高いため

◯継続的に描いてアップし続けることでデザインのタッチが認知されやすいため

そしてSNS運用をしていくことは、イラストの依頼を受注するようなフロー収入フォロワーを増やしておくことでのストック収入を望めます。


フロー収入とストック収入については、ぜひ以下の記事をご覧ください。

デザイン関連以外にも、書道ができる、ピアノが弾ける、プログラミングができるなど、一つ武器があると同様にSNS運用はオススメです。


実際に稼ぐまでには時間はかかりますが、SNS運用は汎用性も発展性もある副業になります。


ケース2 特にスキルがなく時間だけがある場合


自分には特に特技と呼べるようなスキルがないという人は多いですし、筆者の知り合いもそのような事を言っている人がいました。


そんな方々にとって、最大の武器は時間です。


そのためもしも副業を始めたい場合、下手な副業を始めるよりもアルバイトなどしてお金を稼ぐのが手っ取り早くなります。


いわゆるフロー収入全般がオススメの副業になります。


フロー収入には以下のようなものがあります。

【フロー収入の例】

◯バイトなどのいわゆる給料をもらう仕事

◯物販

◯クラウドワークスなどでの作業料

◯ピアノ演奏などの委託業務

これらによって得る収入がフロー収入になります。


フロー収入は比較的素早く流動的に稼ぐ事のできる単発な収入になります。


逆にストック収入のように安定して継続性がある収入ではないですね。


そんなフロー収入の中で筆者が特にオススメしたいのは不用品販売です。


不用品販売を行うメリットは以下になります。

不用品販売を行うメリット

◯家にある不要品なので仕入れの金額がかからない

◯物販を行うための全般的な流れを把握できる

物の発送料をいかに抑えられるかを考えるきっかけになる

◯物を売る時の相場感を調べることができる

他にも色々とメリットはありますが、パッと浮かぶだけで上記のようなメリットがあります。


副業を行ったことがない人でもオススメですし、自分の力で稼ぐきっかけになります。


「自分は特技がないから」という方は、ぜひフロー収入でまずは稼ぐ事から始めることをオススメします。


ケース3 そもそも副業に割く事ができない場合


そもそも時間を取れないという場合もあると思います。


筆者の知り合いの就労支援員は利用者が行う作業では足らず、毎日のようにサービス残業を行い日を跨いで家に帰るという人もいました。


そんな人にはどんな副業がオススメでしょうか。


結論、そんな状態の人は副業なんてしない方がいいです。


そもそも、副業は1時間だけでも1日に確保できるような生活を送っている人じゃないと継続は厳しいです。


すでに仕事だけで精一杯の人が時間を作ろうとすると、睡眠時間を削ったりして健康を損なう可能性もあります。


そんな人がまず真っ先に行うべきは以下のようなことです。

◯勤務時間等が適切かの確認

◯有給等が適切に取る事ができるか

◯労働時間に対して給与が適切に支給されているか

◯就業規則や賃金規定が存在するか

そもそも働く上で不適切な職場でないかを確認する方がいいと思います。


もしも上記のような内容が適切でないとしたら、職場を離れないと健康を損なうことになるかもしれません。


ぜひ心当たりのある方は以下をご覧ください。

前述しましたが、副業は日々の生活の中で時間を作れる人でないと難しいです。


ぜひ自分がそもそも副業ができる状態なのかを振り返ってみてくださいね。


職場の信頼を失う副業のやり方

では実際に副業を行う時に気をつけなければいけないのはどのような部分でしょうか。


これから例に挙げるのは、以前弊社に勤めていたスタッフが実際にやっていた例です。


その社員たちは他のスタッフ等の信頼を失い、結局現在では退職して何をしているかはもうわかりません。


ぜひこれから挙げる例のようなことを副業を行う上では絶対にやらないでください。


ダメなケース1 体調に不調をきたす


体調不良は誰しもあることです。


しかしこの人については度を超えて体調不良になっていました。


副業を行なっていることを公言しており、さらに副業をしてるから疲れているというようなことを他スタッフに話していました。


そして有給10日を3ヶ月で使い果たすほど休んでいました。


うちの施設では副業はOKと公表しているため、副業自体は何の後ろめたさを感じずに励んでもらっています。


このケースでダメなポイントは…

◯「副業のせいで疲れている」と公言している

◯年休を3ヶ月で使い切るほど体調不良になっている

◯休むことが常態化している

これらの問題は本業に完全に支障をきたしている状態ですね。


そしてこれらのポイントで他のスタッフには以下のような皺寄せがきました。

他のスタッフからの信頼を失うポイント

◯急に休むことで他のスタッフに業務を負担する

◯対外業務をリスケすることで外交的に迷惑をかける

◯疲れているからと他スタッフに不機嫌さを見せる

こんなことをしていたら他スタッフからの信頼を失いますよね。


こんなことがあったら、副業していると公言することはオススメできませんし、そもそも本業をおろそかにしてはいけません。


副業はあくまで副業。


本業ありきなので、体調を崩すまでして副業をやることは周りの人からの信頼を失いかねません。


ダメなケース2 就業時間中に副業を行う


信じられないかもしれませんが本当にいたんです、会社のパソコンで自分の副業をしていたんです。


そもそもが利用者への対応がぞんざいになっているということがあり、職員間で問題になっていました。


他スタッフがふとした時に後ろからパソコンを覗き込んだ時に、業務と全然関係ないことをしていたため発覚しました。


職員間で一生懸命仕事をしている人とあからさまに手を抜いているような人は感じ取れると思います。


そんな人がたどった顛末は…

STEP1
就業時間中に副業していると噂になる
STEP2
真偽を確かめるために使用していたパソコンを徹底調査
STEP3
本人の口から就業時間中に副業をしていたと白状し始末書

STEP4
賞与は通常よりも減額
STEP5
他スタッフとの関係に完全に溝ができ孤立
STEP6
自主退職へ

申し訳ないですが、筆者としてもかばう気にはなれませんでした。


前述しましたが、仕事に取り組む姿勢は他の人に伝わるのだと思います。


そしてもしも一回、周りのスタッフの信頼を失ったら、信頼を取り戻すことはできないでしょう。


信頼を失った人が同じ場所に居続けることは、よほどの事情がないとかなり難しいです。


ぜひ副業をしたいという人は、こんなことにならないように注意してください。


まとめ


今回は筆者と実際に関わった就労支援員を例に、どんな副業がいいかやダメな副業のやり方についてまとめました。


副業を行う上で、まず土台となるのは時間を確保することになります。


時間を確保できないほど仕事や家事等に追われている人については、今は副業をする段階ではないでしょう。


その前に自分の健康を損なわないように注意しましょう。


そして副業を行うにしても、絶対に本業をおろそかにしてはいけません。


副業は副業。


本業をしっかり行い、余力をもって別のことにチャレンジすべきです。


ぜひまずは自分の環境が副業できる状態かを検討し、可能なようであれば副業にチャレンジしてみましょう。


本業をおろそかにする人は副業どころか本業すらも失う