この記事は2025年2月22日に作成しました。
就労支援施設について、市役所や相談員の方から紹介されて利用を始めたという人は少なくないはずです。
相談員の方は、利用者の状況や行いたい作業などを加味して就労支援施設を紹介してくれるはずですが、地域資源の全てを把握しているわけではありません。
そこで相談員さんの紹介だけで判断するのではなく、自分で就労支援施設について調べることを筆者は強くお勧めします。
どうせだったらしっかりとやりたい作業や自分の体調に沿ってできる環境が望ましいですもんね。
ただ就労支援施設のサービスや、どこにどんな施設があるかなどは検索しても出てきづらかったりします。
そこで今回は相談員さんや市役所の方に相談しなくても、自宅にいながら自分でできる就労支援施設の調べ方についてお伝えしたいと思います。
ぜひ自分に合いそうな、しっかりと通えそうな施設を探す方法として知っておいていただけたらと思います。
就労支援施設を探す方法1 周辺自治体のホームページから探す

オススメ度:
市町村のホームページの大半には「障害福祉」のページがあり、就労支援施設が紹介されている場合が多いです。
筆者もこれを機に改めて調べてみましたが、ほとんどの自治体のホームページに情報が載っていました。
例えば東京都品川区で調べてみると…

多くの自治体では「福祉」のメニューがあり、その中に障害者の方への案内があります。

障害者の方々へのページの中には、「就労支援」や「就労サポート」等の項目があります。


就労支援施設の紹介ページなどがあります。

品川区の場合はそれぞれの就労支援施設について、独自の紹介があります。
お住まいの自治体のホームページでぜひ試していただけたらと思います。
しかしこの調べる方法は、考慮しないといけない点があります。
- 市町村の施設情報の更新は1年に1回が多い
- 施設の情報自体が少ないことが多い
そのため自治体の情報のため確実かつ正確な情報なのですが、新しい施設のことだったり施設自体の情報を集めるには不向きになります。
就労支援施設を探す方法2 WAM NET

オススメ度
WAM NETは、独立行政法人 福祉医療機構が運営するサイトです。
就労支援施設については開所するにあたり、このWAM NETに登録する必要があるためほぼ全国の施設が網羅されています。
そして就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型などの施設形態ごとに調べることも可能です。

トップページのメニューから「障害者福祉」→「障害福祉サービス等情報検索」をクリック。

まずは都道府県から選択します。

お住まいの自治体や周辺の自治体を複数選択することができます。

地図上でどこにどんな施設があるかが表示されます。

自治体を選択しただけだとすべてのサービスが表示されるため、自分が探している就労支援施設の形態を選択すると探している施設の一覧が表示されます。
実際にWAM NETで探してみると、意外と多くの施設があると知ることができます。
しかしWAM NETで施設を探す時の難点が以下になります。
- 載っている内容は事業者が確認するような内容が多い
- 実際の施設の活動内容や内観を見ることができない
載っている情報は施設の加算についてや施設規模などの事業者向けの情報が多いです。
そのためWAM NETは探し方の中では最も施設数が出る方法ですが、これだけでは自分に合うかどうかなどはわからないはずです。
まずはどんなところがあるのかを把握するという点では、使ってみていいかと思います。
就労支援施設を探す方法3 LITALICO仕事ナビ

オススメ度:
LITALICO仕事ナビは障害福祉業界では知らない人がいないのではと思うくらい大きな企業です。
それだけに施設の紹介ページはインターネット検索で表示されるように力を入れており、その内容も充実しています。
実際にgoogleで「神奈川 B型」と検索した際の検索結果が以下になります。

もちろんすべての自治体で検索したわけではありませんが、「自治体名 + B型」などと検索すると多くの結果でLITALICO仕事ナビが出るのではないでしょうか。
そして施設の紹介ページを見ていると、施設の活動や内観の写真だけでなく、利用者の声などの情報もあります。

施設の外観やどんな作業を行っているかなどが画像で見ることができます。

どんな作業かが簡単にまとめられており、施設ごとの詳しい作業内容もまとめられています。

その施設が行っているサービスや、特徴についてもまとめられています。

施設に所属するスタッフの声があるので親しみやすさがありますね。
就労支援施設を紹介しているサイトで、LITALICO仕事ナビほど詳しくまとめられているサイトはないと思います。
さらにLITALICO仕事ナビから、その施設に対して利用できるかなどのお問い合わせもできます。
しかしLITALICO仕事ナビを使う上での難点は以下になります。
- 全国の就労支援施設を取り扱っているわけではない
- 就労支援施設が有料プランを使っていないと、画像表示されないなど施設を詳しく知れない
LITALICOはあくまで民間企業のため、全国の就労支援説を網羅しているわけではありません。
そのためWAM NETなどで自宅の近くに就労支援施設があったとしても、その施設の情報が出ない場合も十分ありえます。
すべての就労支援施設がLITALICO仕事ナビを利用しているわけでないと把握しておきましょう。
就労支援施設を探す方法4 GoogleMap

オススメ度:
GoogleMapはすでに使っている人は多いと思いますが、就労支援施設を探すために使っているという方はまだ少ないかもしれません。
そしてGoogleMapで実際に検索しても、おそらく自分の周りにある就労支援施設は全然少ないことも考えられます。
しかし筆者としては一度、使ってみていいなと思っています。
その理由が以下になります。
- そもそも登録している施設は比較的ITリテラシーが高め
- 比較的に開設してから時間が経っていない施設が多い
- 口コミが見れる
- 自宅から施設までの移動時間がわかりやすい
他にも利点がありますが、上記のようなことが考察できます。
良くも悪くも開所年数が少ない施設は利用者募集している可能性が高いです。
そしてGoogleMapを募集媒体の一つと想定している施設は、対外からの評価を意識するためにサービスの品質が高い傾向が高いです。
その上で口コミを調べて、どのような施設なのかを調べるといいでしょう。
しかし前述した通り、GoogleMapへの登録自体をしていない施設がかなり多いため、探す際に主な方法とはなりにくいですね。
まとめ
今回は自宅にいながら自分の周りにある就労支援施設を調べる方法についてまとめました。
前述したように就労支援施設は相談員に紹介されて、そのまま利用してしまったという方は多いと思います。
そもそもどんな施設が自分の周りにあるか、選択肢がない状態だと選びようがないですもんね。
でも自分が実際に利用するかもしれないなら、自分で探してどんな施設なのかを調べておくにこしたことはありません。
本当は事務職を将来的に目指したいのに、相談員から紹介されたのがお弁当屋の就労支援施設だとしたら、利用するモチベーションは上がりませんもんね。
ぜひ自分の周りにある就労支援施設について調べてみて、利用してみたい場所があったらお問い合わせしてみましょう。
自分で調べ、自分で意思決定し、自分から動きましょう